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すてきなキッチン

ブログ

事故防止

2020-09-19
誤嚥・窒息につながりやすい食べ物の調理について
先日、幼稚園の給食で窒息するという事故がありました
食べるという事は一生を通して避けられない事ですが、そのために命をおとすということがあってはならないと思います
 
しかし、たくさん口に詰めていたり、急いで食べたり、食べながら遊んだり、その子の年齢に適切な形状でなかったりしたとき・・・
いつ事故が起きてもおかしくない状況が出来てしまうのだと思います。
 
当園でも、クラスごとに大きさを変えてみたり、注意が必要な時には担任の先生たちにも声かけをしています
しかし、今回の事がありもう一度メニューを見直し、やれることはすぐに実行しています
 
大人と子供でも適正な大きさは違います
ご家庭では少し手間ですが、今一度見直してみてくださいね
 
食べさせるときに注意が必要な食材
 
球状で、吸い込みにより気道をふさぐことがある
・プチトマト(0歳児は皮をむいて8等分、1歳児は4等分、2歳児は2等分) 
・乾いたナッツ(節分の豆)(2歳未満は控える)
・うずらの卵 (アレルギーもあるので控えるか、等分する)
・あめ類、ラムネ (ちいさく砕く)
・球状のチーズ (1歳半以降に見守りながら)
・ブドウ、サクランボ(皮をむいて、4等分)
 
粘着性が高い食材
・餅  (2歳以降に。必ず見守りして)
・白玉団子(小さく切って、必ず見守り)
 
固すぎる食材
・いか (3歳児程度から、小さく切って)
 
0,1歳児クラスは提供を避ける食材
・えび、貝類 (アレルギーもあるのでなるべく控えるか、小さく切って)
・おにぎりの焼きのり
 
調理や切り方を工夫する食材
・糸こんにゃく、ソーセージ、えのき、しめじ、まいたけ、えりんぎ、
水菜、わかめ(1センチ程度に切る。繊維を断ち切るように切る)
・鶏ひき肉のそぼろ(豚とのあいびきで使用するか、とろみをつける)
・ゆでたまご(細かくし、なにかと混ぜる)
・煮魚(柔らかくしっかり煮込む)
・のりご飯(きざみのりを、かける前にもみほぐし細かくする)
 
食べさせるときに特に配慮が必要な食材
・ごはん、パン、芋、カステラ(水分を取ってのどを潤してから食べること。
つめこみすぎないこと。よく噛むこと。)
 
他にもたくさんありますが、ご家庭で食べることがある食材をメインにあげてみました
ふだん何気なく食べているものでも、リスクがあるという事を知っていてもらえたら幸いです
 
キッチン前にも、子ども達に向けて注意事項を作ってみました口を広げてにっこりした顔
 
 
 
 
 
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